2020.01.10 Friday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| スポンサードリンク | - | | - | - |
Y.D.S. のblog映像制作のY.D.S.の日常などなど
2007.10.06 Saturday
言わんでもいいことを・・・・
PRIDEの仕事を始めたきっかけはPRIDE13。
大倉正之助さんの鼓に合わせてスクリーンに血しぶきをぶちまけた。 静かに演奏を聴いていた観客が、その血を見て一気に心の高まりを爆発させた。 そのあまりに大きな歓声に鳥肌は収まらず、震えた。 PRIDE13。桜庭が初めてバンダレイに挑んだ大会 なぜ大会のテーマが桜なのか、シウバって、桜庭って強いのか、そんなことも知らなかった。 だからPRIDE、格闘技の歴史、それまでPRIDEがやってきたことなんて全く知らなかった。 今もあまり知らない。 昨日、どこかのスーパーバイザーに、PRIDEファンは唾を吐きかけられたよ。 一瞬、怒りと悲しみがこみ上げて来たけど、こんなこと言うには相当な訳があるはず。 少し調べてみた。 過去にPRIDEは彼が見つけてきた選手を金にまかせて引き抜いたそうな・・・。 あまり詳しくは理解していませんが、PRIDEは彼に酷いことをしたようです。 引き抜き。こっちに来るかい? 選ぶのは選手。魅力ある方を取るだろう。 行かないでくれ。引き止めるには何か足りない。 他にも色々あったのだろうな・・・知らないけど。 でも、あの言葉は人の上に立つ者が、人前で言ってはいけない・・・。 武士道に欠ける。 嘘でもいいから日本の格闘技界を憂う言葉が欲しかった。 これからのHERO'SにPRIDEファンも期待していたはずだ。 あの一言でPRIDEファンは会場に足を運ばなくなった。 テレビも見ない人がいると思う。 世界最高峰の格闘技ファン達を獲得するチャンスを彼は失った。 因果応報という言葉の本当の意味を彼はわかっていない。 2007.07.23 Monday
あの時、あの場所で
PRIDE公式ブログを見て思わず「おぉっ!」
ボクセ魂さんのブログにノゲイラ(兄)の入場が大写しで紹介されている。 どこから見てもYDSの仕事だ。 こんな風に写真を撮ってくれる人なんてめったにいないので非常にうれしい。 うれしさと同時に、あの時の産みの苦しみが甦ってきた。 改めて見ても「面が多い」と思う。 この時は階段にまで映像が入っている。たいへんそうだ・・・(笑) 2007.04.10 Tuesday
PRIDE.34 その3 KAMIMAZE
今回の大会、申し訳ありませんが、はじめからテンション低かったです。
とりあえず人のせいにしますが、出場選手が直前まで決まらず、自分のオープニングパートを後回しにするしかなかった。 いつもと違う作業工程にペースが掴めず、集中力が全然無かった。 本当に集中できたのは出発前8時間ほど。 アリーナまでの道のり。首都高速から見えるお堀の周りには、まだ桜がきれいに咲いていた。 現場でリハーサル。佐藤DのオープニングVを見る。 相変わらず曲のセンスがいい。しびれた。 一通りリハが終わり、各パートのチーフが呼ばれる。サプライズの打ち合わせ。 ネタバレを極力防ぐため、リハは無し。 この打ち合わせ中も自分以外のYDSスタッフ2名はまだ終わっていない選手の制作をしていた。 控え室で昼食をとる。いつもの不味い弁当・・・と思ったが、いつもと違うぞ。今日のご飯はやわらかい、箸が折れそうにならない!そしておいしいかも! どうしても、不味いという先入観が強くて素直においしいと言えない。 いつだったか、PRIDEのスタッフ弁当を「おいしい」と言って周囲にいたスタッフ数人に 「えぇっ!」と驚かれた。 本番、第一試合。 中尾vsドラゴ 煽りVでのシリアスな展開、「中尾よ、お前はこのリングに何をしに来た?」的なナレーション。対してYDSの入場映像と、フリー音源はまるっきりKISSを引きずっていた。 入場してきた中尾選手、気合入ってましたね。 そして1R勝利!びっくりしました。中村戦の印象があるので期待値ゼロだったのに。 第二試合のバタービーン、試合序盤の殴り合いがよかった。この選手、意外と関節技いけるんですね。 第三試合の瀧本vs弁慶も印象に残った。個人的に瀧本戦手に対して、あまり良い印象は持っていなかった、つまり嫌いだったわけですが、今回は素人目に見ても何か違っていました。動きが鋭いと言うか。練習してきた!みたいな。瀧本選手良かったです。 でも、以前から思っていましたが、関節を決めても外されてしまうのってどうなんでしょう。 そしてそしてドンフライvsトンプソン ドンフライの入場、懐かしい。曲も以前から同じフリーの曲だ。盛り上がりました。 試合も期待通りの殴り合い。でも殴られすぎじゃないかな?年寄り扱いするわけではないが、見ていて辛かった。トンプソン重いんだから。もっと早く止めないと。 そして今大会、一番印象に残ったのが、青木選手の煽りV。仕事中にもかかわらず泣いてしまいました。ああいうお父さん大好きです。そしてその子供の青木選手。 試合もきっちり勝って、帰りの花道でお父さんと抱き合ってましたね。青木選手最高です。 PRIDE2戦目のソクジュ選手。ホジェリオをKOしたあの試合、実はまぐれなんじゃないかなと個人的に思っておりました。すみません。2戦目でいきなりアローナと対戦、アンド1RKOって!すごすぎです。次はショウグンかヴァンダレイか?? ニックネームがアフリカンアサシンからアフリカンライオンキングに変更になってました!佐藤さんチームが命名。 そして残念。ああ残念フジタ選手。 先日の記者会見でUFCをぶっ潰す!と言ってたのに!MMA WorldSeries 初戦はUFCの勝利でした。 今大会のサプライズ、田村選手と桜庭選手の挨拶。 前日に2選手の追加はきつかった。桜庭のテーマを聞くとテンション上がりますねー。もうPRIDEでは聞けないかもしれないと思っていただけに、会場も凄かった。 桜庭選手に対する野次や罵声は一切なかった。PRIDEファンは皆温かい。 このときのPRIDEファンが作り出す会場の空気と桜庭選手の涙。なんかたまらないものがありました。泣けてきました。 全試合が1Rで終了してしまった。つまりインターバルが無かった。インターバル中の映像をお願いしているコマデンさん。ごめんなさい。 全試合終了後、DSE最後ということでスタッフ全員で記念撮影。 こうやって一箇所に集まってみると、もの凄い人数でした。 PRIDE.34は、シウバの欠場などで、ネットでの前評判は、はっきり言って最悪だったと思う。この大会からもう会場には行かない、PPV買わない、と言う人もいた。 終わってみて思う。我々はシウバを演出しているのではない。 終わってみてさらに思う。PRIDEというイベントは凄い。 人気選手がいなくても最高のイベントになった。会場に来なかった人は後悔するだろう。この日、会場に吹いた神風を見逃したのだから。 PS. 会場で配られたお土産のCD。あれは・・・。ありですか? 2007.04.06 Friday
PRIDE.34 その2
あれ?今日って6日だよね。本番いつだっけ?
この期に及んで不確定な要素が多すぎます。 PRIDEオフィシャルサイトにはまだヴァンダレイが予定選手としてぽつりと・・・ シュートボクセのサイトではシウバとボブチャンチンがファイティングポーズをとっている。 やんのか? SHOWTIMEのサイトではシウバ vs X 知ってるのか?教えてくれ!Xって誰? もう間に合いません。 これでシウバの試合が無くなったら、恐ろしいことになりそう。 個人的にはシウバはもう少し休んで欲しいけど・・・ 2007.04.04 Wednesday
PRIDE.34
PRIDE.34開催まであと4日。
あと4日か・・・最近いろんなことがありすぎて正直、モチベーション・レベル2です。 相当低い値です。 ああ、世の中、なんてバカな大人が多いことか・・・ さてさて、PRIDE公式サイトには未だに出場予定選手にヴァンダレイが、一人ぼっちでいのこりしてますねー。出るんでしょうか?誰とやるんでしょうか? 出て欲しいですねー。 そして、PRIDE.34当日会場では榊原代表からお客さんに何かプレゼントがあるらしいです。なんでしょうねー。楽しみですねー。 今大会で代表は最後のPRIDE。最後だけに、自分もテンション上げて、代表のために、いいもの作りますか! 2007.03.29 Thursday
PRIDE重大発表
ブログの更新をさぼっているにも係わらず、3月27日が近ずくとアクセス数がどんどん増えていきました。
重大発表当日、YDSは11時に六本木ヒルズアリーナ集合。 この時点でちらほらとPRIDEファンであろう人たちがステージをじっと見ていた。 会場がオープンスペースなため、秘密めいたリハーサルとなる。 UFCに新しいPRIDEロゴ、映像も、レニーのナレーションも知られてはいけない事ばかり。 まともなリハができず久々に楽しくない緊張感で震えた。 今回は佐藤さんのVTRが2本前日に入手できたので勝手にその映像に絡んでみた。 こんなに映像を作り込んでしまうと完全に予算オーバーなのだが、手が止まらない。 VTRの出来がいいのでやってて楽しいのである。結局徹夜して会場入りだ。 YDS初の「佐藤さんと勝手にコラボレーション作戦」の映像はオンエアがないので会場でしか見れない幻となってしまった。 自分で言うのもなんですが、良かった。楽しかった。金じゃないんだよ・・・。 本番20分前、スタッフのチーフが集合して、ロレンゾとダナの挨拶。 ロレンゾはPRIDEの大ファンであることと、日本で生まれたPRIDEを変えることなく続けてくれることを約束してくれた。 ダナはその横でポッケに手を突っ込んだままプラプラしている。 本番が始まり、榊原社長の挨拶。観客はしんと静まり話に聞き入る。みんな大体のことは分かっているのだろうか。野次は一つもでない。 話が地上波打ち切りや経営に至る。同じではないが、経営者として心が痛む。 金が無いってつらい。世の中金か・・・ 榊原社長や、ロレンゾを信じるなら、PRIDEは一番良い所へ嫁入りしたのではないだろうか。これからのPRIDEが楽しみである。 2007.03.10 Saturday
PRIDE.33 on DVD
今日、ITO氏がPRIDE.33のスカパーDVDを持ってきてくれた。
第一印象は「音が悪い」である。 高田さんの第一声は声が大きすぎて歪んでしまっていた。素人音声丸出しである。 でも試合内容はすごかったな。 改めて見てみると、五味はあれで何故勝てなかったのか?ニックの打たれ強さが半端では無いのか?いや、五味だって鉄の顎。勝って欲しかった・・・ そして印象に残ったのはマイクルソー。タップしてないよ、ってアピールの後すぐにリプレイが流れて情けない。 そしてシウバ。壮絶な倒れ方。 ウワサではインフルエンザでかなりの熱があったとの話。 会場のほとんどの客が帰った後、機材の搬入口にいつまでも止まっていた救急車。 作業をしているとシュートボクセTシャツを着た数人がやってきた。 救急車に乗り込むと、最後にシウバが自らの足で歩いて乗り込んだ。 サイレンもランプも無く車は走り去ったが、この時は、こんな事情や憶測を全く知らずただただシウバが負けたという空気だけが自分の周りに残った。 シウバとの直接面識は一度だけ。いつかのルールミーティングのついでに撮影させてもらった。 他の選手もたくさんいたが、明らかに「いい奴」だったのを覚えている。 2007.03.01 Thursday
PRIDE.33 Second Coming
本番当日。貫徹で朝を迎える。
と言っても時差ぼけで完全に日本時間なので体調はいたって快適。 このままいくと本番の時間が眠いはずである。 7時20分、ホテルロビーにてスタッフ集合。車でトーマスアンドマックセンターへ。 天気は砂漠だけあって文句無く快晴。しかし、私の手にはボアつきのコート。 外では半そで半ズボンのアメリカ人スタッフがフォークリフトを運転している。 確かに外はあったかい。 だが一歩会場に入るとひんやりとしている。日のあたらない場所はしんしんと冷える。 我々のブースは前回と同じ、ステージの反対側で、関係者通路の延長にあり、イベントに関係の無いスタッフもその通路の入り口のシャッターを開けてフォークリトで作業をしたりする。 そのシャッターが開くと冷たい風が容赦なく襲ってくる。寒い。手がかじかむ。 寒い寒い言いながらリハーサルへ。 オープニングから選手入場式、そして何人かの入場リハ。 今回、PPVの関係で4時間で全試合を消化しなくてはならず、リハは巻き巻きムードで進行。 リハでの入場はだいたい15秒から20秒で終わってしまう。 早い。早すぎる。我々が制作している映像は15秒から30秒のものが1選手に数パターン用意しているのに、このままだと1ボタンで終わってしまう。 しかも今回のスクリーンは9個の短冊に分割されていて一つ置きに上下に移動する。移動している間はまともに映像になっていない。 悲しい・・・せっかく作ったのに。 リハ終了後、スクリーンを記念撮影。 特に五味選手は両方のスクリーンが変形してしまうため、この侍小僧もちゃんと写るかわからないのでわざわざ止めて撮影です。 リハが終了して、あまりの寒さに外に出て日光を浴びる。 半そでのアメ人スタッフの横でマフラーまでしている日本人スタッフのギャップが笑えた。 たった10分ほどの日光浴だったが、顔がひりひりするほど激しい紫外線。 ほどよく温まりまた室内へ戻り昼食。 昼食はホットミールだ。ひさしぶりにうまいものが食えると楽しみにしていたが、すでに食事を済ませたスタッフの評判は今ひとつ・・・ といっても温かい食べ物だし、そう不味くはないだろうと食事の用意された部屋へ向かう。 見た目だけでは何という料理かわからない物が数点と、これでもかとかけられたチョコレートに身を包んだ何か。多分ケーキ。 食べてみる。 どうやったらこんな味になるんだい?まずいよ。これを食べるくらいなら空腹のままでいますよ!ってくらいおいしくない。 仕方が無いのでお菓子を食べてごまかす。 ほどなく本番。客電が落とされレニーがnevadaルールを説明。顔面への膝蹴り禁止でお約束のブーイング。そしてもう一つ恒例になりつつある島田ゆうじコールでの拍手喝采! 日本ではブーイングなのに少し拍子抜けする。 客電が落とされオープニングビデオが流される。観客はビデオ映像のKOシーンでも大変盛り上がる。 順調にオープニングセレモニーが全て終了し試合へ。 入場はリハほどでは無いにしても、やはり早い。 第一、第二試合は最悪の展開で最終ラウンドまで。インカム内に焦りの空気が・・・ やはりPPVにメインの試合が入らないと絶対にマズイ。 最悪、ダンヘン、シウバを繰り上げて行う計画もあった。 しかし第三試合で1RKOが出て事なきを得た。 試合の内容はあまり書かないがショッキングな試合が連発。 三崎、五味、シウバの敗退。そしてそしてソクジュの勝利(笑) ソクジュに賭けていた人、儲かっただろうな。 今回、我々スタッフのブースはとにかく寒かった。そして雨までも降ってきた。 ブースの上は薄い鉄板の客席で、客がビールをぶちまけたらしい。 試合中にぼたぼたとビールが照明さんの上に降ってきた。 どうにか機械が濡れることは避けられたがこれには驚いた。 そしてシウバの試合。ミルコ戦に続き再びKO負け。 膝を封じられたシウバは牙を抜かれたライオンのようで可愛そうになった。 やはりPRIDEのタイトルマッチは日本でPRIDEルールでやるべきではないだろうか。 この紙ふぶきがすごかった。 2007.02.24 Saturday
second coming
くっそー!せっかくドンペン作ったのに!
と言うのは冗談ですが、やっぱりPRIDEは甘くない。 あわよくばラスベガスでショーの一つでも見てやろうと思っていましたが到底無理な話でした。 現在現地時間午前六時。ぜんぜん眠くない。神が私に見方してくれているのか。 いや、多分時差ぼけ。 おかげで東京と作業が同時進行できています。 あと1時間ちょっとでスタッフの集合時間です。 しかしアメリカって何食べてもおいしくない。 YDS東京もありがとう。よくがんばってくれました。 でもまだ次の仕事があるんだよなー。ちゃんと手伝いますから! |
+ SPONSORED LINKS
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ YDS Homepage
YDSのホームページです
www.yds-net.com
+ MOBILE
+ LINKS
+ PROFILE
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|
PAGE TOP |